大日 Aさん

生活支援員 / 主任 Aさん

入社:2020年
所属:オールケア大日


Comment
仕事だから」から「してあげたい」へ―オールケアで知った、思いを形にする働き方 
「どんな世界か知りたい」、その好奇心が出発点

実はオールケアに入ったとき、障がい福祉に強い興味があったわけではないんです。障がい福祉ってどんな世界やろう、知りたいな――そんな気持ちで入社し、オールケア守口に配属されました。

 

守口でまず印象に残ったのは、スタッフの明るさでした。元気な声が飛び交い、利用者さまを巻き込んだ、温かい空気が流れている。「ここならやっていけそうやな」と思ったことを覚えています。

さらに数ヶ月が経った頃、「長く関わっていく人たちやから、しっかり関係性をつくっていかなあかん」と意識しました。

 

ただ、なじめたからといって、僕が良い社員だったわけではないんです。

 

感情をそのまま出してしまっていた1年目

思い返すと本当に恥ずかしいのですが、1年目の僕は、カチンと来たらその感情をそのまま顔にも言葉にも出していました。「それ、おかしいやん」と、場の空気も考えずに、誰にでも言ってしまう。
あってはならないことですが、利用者さまと喧嘩したこともあります。
 
まったく覚えていないんですが、尾﨑社長(当時は次長)によると、僕は上司が話をされている時に、ボールをリフティングしながら聞いていたそうなんです。自分でも「何をしてんねん」と思うような、社会人としてあり得ない姿でした。
今の僕を見て、昔の様子を知っている方は「何があったんや」と驚かれるかもしれません。
 
何かをしてあげたい気持ちが、仕事になる

明確なきっかけがあったわけではありませんが、3年目あたりで考え方が変わりました。それまでは、業務に対して一生懸命ではあったけれど、「仕事だからやる」という感覚が強かった。
けれど、新卒研修を受けたり、上司・先輩の背中を見たりしているうちに、オールケアには熱い思いを持って働く人が本当にたくさんいると気づかされました。
 
守口でいえば、吉田社長を筆頭に、「この人にこうしてあげたい」という思いを本気で形にしていく方々がいました。尾﨑次長(当時)も、スタッフの「身体への負担を減らせる介助方法はないか」という声を受け、ご自身で介護技術研究を考案し、守口で立ち上げてくださった。そんな姿に強く感化されました。
 
「仕事だからやる」ではなく、「誰かに何かをしてあげたい、その気持ちが仕事という形をとる」と気づいたこと。たぶん、それが僕の変化の入り口でした。
周りの力に気づくということ

そのシフトチェンジを通して見えてきたのが、仲間の存在です。僕はもともと「自分ひとりでやったほうが早い」と考えるタイプでした。
でもイベントの企画運営などを任せていただくなかで、1人ではとうてい回らない場面に何度もぶつかりました。そこでやっと、「俺の知らんうちに、周りはいろいろやってくれてたんやな」と気づいたんです。
 
自分ひとりの知識と経験には限界がある。チームワークの大切さは、体験して初めて腹に落ちるものだと知りました。
「理解」と「納得」のあいだ

部下を持つようになってからよく考えるのが、「理解」と「納得」の違いです。
大日のスタッフは僕の言うことを理解してくれますが、理解しているだけで行動に移らないなら、結果にはつながらない。
納得とは、理解したうえで、自分のものとして動ける状態だと僕は思っています。
 
伝える側に立つときは、「荒井主任はこう考えてるから、こう動いたらええんやな」と腹落ちしてもらえるところまで届けたいんです。そのために、自分の言語化能力をもっと磨きたい。今期から3ヶ月に1回の定期メンターを始めるのも、そんな思いからです。
断らないという、自分への投資

僕は、嫌なことから逃げると自分が負けた気がしてしまうんです。だから、みんながやりたがらない仕事でも基本的に断りませんでした。守口にいた5年間で、仕事を断った回数は片手で数えられるほどだったと思います。
 
忙しくても自分の経験になるし、いつか誰かに伝えるときの引き出しになる。今、大日では岡本係長と僕が役職者として並んでいますが、業務は僕が引き受けると伝えています。係長にはもっと上の目線でフォローしていただきたい。そういう役割分担を目指しています。
これからチャレンジしたいこと

役職は後からついてくるものだと思っています。主任になったのは、そういう評価をいただけたということ。そう受け止めたうえで、このオールケアで自分がどこまでいけるかを試したいです。
 
会長がよく「必要なものは作ったらいい」とおっしゃいますが、インフラや介護用品など、人と人の関わりの外側にも、お役に立てる場面はきっとある。
ご家族さまの困りごとを形にして解決していけるなら、それもまたオールケアの「お役に立つ」形だと思うんです。そんなことにもチャレンジしてみたいです。
 
1年目の僕と、今の僕のあいだには確かに距離があります。でも、人格向上は毎日の積み重ねの先にあるもの。まだまだゴールではありません。
仕事を通して人のお役に立ち、たゆまず学び続け、感謝と反省を忘れずに、1日1日を大事に成長していきたいですね。
仕事で大切にしていること:
主任という立場で見えてきた「会社の方針」

会社の理念や方針とは、経営層の「熱い思い」を行動に翻訳したものなんだと気づけたのは、主任という役職をいただいてからです。オールケアで、自分のしたいことを実現していくためには、それを受け止められる立場が必要になる。そう考えるようになってから、「人の上に立つには何が必要か」を、はじめて自分の言葉で考えるようになりました。
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