大日 Oさん

生活支援員 / 係長 Oさん

入社:2016年
所属:オールケア大日


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天職と出会い、人として磨かれる――支援者として、母として成長を重ねる日々 
利用者さまの人生に関わらせていただく仕事

新卒でオールケア・グループに入社して、気がつけばもう10年が経ちます。最初の配属は大日の生活介護でした。その後、居宅介護や放課後等デイサービスにも携わり、サービス管理責任者(サビ管)も経験しました。そこから結婚・出産を経て、今は係長として現場に立っています。

10年を振り返るとき、必ず思い出すのは、私の仕事観の根っこを作ってくださったある利用者さまのことです。それはALS(筋萎縮性側索硬化症)を患っておられた、50代の男性でした。

余命数年という診断を受けられてから大日の生活介護に通ってくださり、気管切開をされていたため発語はなく、透明の文字盤を通してコミュニケーションを取っていました。

中途で障害を抱えられた葛藤からかスタッフへの言葉も厳しく、「俺に触るな」と拒絶されたこともあります。それでも私は、「学ばせてほしいので支援に入らせてください」とお願いし続けました。

すると最終的に、「お前のことは、俺が育ててやる」と言ってくださったのです。当時の私はまだ新人で不安もありましたが、信頼してくださっている証として、本当にありがたく受け止めました。

最期が近づいたある日、二人きりになったときに、その方が泣きながら文字盤で「今まで尽くしてくれてありがとう」とおっしゃったのです。私も泣いてしまいました。

あの方がいらっしゃらなければ、今の私はありません。「その方の歴史を一緒に紡がせていただく」という仕事の本質を、私はこの方から教わりました。
復帰直後のもどかしさを、「完璧を求めない」ことで改善

娘を出産し、生後7ヶ月で育休から復帰しました。当初は時短勤務で16時に退勤していたのですが、16時は利用者さまをお見送りする最後の時間帯です。ミーティングにも参加できず、情報が曖昧なままになってしまうことにもどかしさを感じていました。

サビ管として責任を持つには難しいと考え、仕事に戻るなら精一杯やりたいという思いから、復帰からしばらくしてフルタイムに戻りました。

とはいえ、仕事と育児の両立は思い描いた通りにはいかず悩んだ時期もあります。そんな中でたどり着いたのは、「完璧にしなくてもいい」という思い切りでした。

「この件は8割できたらよし」「これは最低限ここまでできたらよし」と自分の中で基準を作ってからは、仕事にも家庭にもきちんと気持ちを向けられるようになりました。

もう一つ大きかったのは、主人と主人の実家の協力です。主人もオールケアの仲間ですから、私の仕事への向き合い方を深く理解し、協力してくれています。感謝の気持ちでいっぱいです。
「オールケアの仕事はあなたの天職」、その言葉を心の支えに

“気持ちが元気なら、体力は後からついてくる”が持論の私にとって、仕事と家庭の両立で最も大変だったのは気持ちの持ちようでした。

仕事中、心が折れそうなときほど苦手なことが押し寄せてきます。それでも「今これを乗り越えないと、この先の自分はない」と思い、課題から逃げずに向き合ってきました。

しんどいことはありましたが、辞めようと思ったことは不思議と一度もありません。それは、入社時から尊敬していたパートの方が退職される際に「あなたは本当にオールケアらしい人。この仕事が天職だから絶対に辞めないでね」と声をかけてくれたからです。

その言葉をずっと心の軸にしてきました。
これから出産・育児を考えている仲間たちへ

大日では私が最初の育休復帰社員のような形になるため、「子どもが生まれても辞めずに続けられる」という姿を後に続く若いスタッフに見てもらいたいと思っています。

私は会社によく5歳の娘を連れてきますので、娘にとって大日は第二の家です。私が遅く帰宅した日でも決して責めず、むしろ「お仕事、頑張ったね」とギュッと抱きしめてくれます。スタッフの家族も仲間として迎えてくれる会社の風土に感謝しています。

これから出産を考えているスタッフには、「母になった強さは絶対に仕事に活きる」と伝えたいです。利用者さまのお母さま方も、大切なお子さんを私たちに預けてくださっています。

同じ母として「自分だったらわが子をこういう人に預けたい」と思える人間でありたい。誠実で、子どものちょっとした変化に気づき、一緒に考えてくれる人。そんな支援者でありたいと日々学び続けています。

すでに子育てをしながら働いているスタッフに伝えるとしたら、完璧を求めすぎないでほしいということ。母である自分が機嫌よく楽しくしていれば、子どもにも必ずいい影響があるはずです。仕事とプライベートは地続きなのだと思います。

私はまだまだ未熟で、社長や次長クラスの方々の視野の広さに触れるたびに至らなさを痛感しています。それでも、人を本気で大切にできる会社だからこそ、ここで成長し、利用者さまからの信頼に応えたい。その繰り返しの中で、人として磨かれていけたらと願っています。
仕事で大切にしていること:
すべての始まりは、「よく聞き、理解する」こと 

「オールケアマン心得」に、「私は、人の話は最後まで聞きます」という一節があります。利用者さまもご家族さまも仲間も、まず理解することから始まります。この姿勢は家庭でも同じ。時間をしっかりとって、言葉にして伝え合うことを大切にしています。
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