旭ノア Mさん

機能訓練士 / 主任 Mさん

入社:2014年
所属:オールケア旭ノア


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支援員から理学療法士へ。背中を押してくれる環境で、一人でも多くの方のお役に立つために、技術を磨く 
「障がい」という世界が、いつのまにか身近にあった

障がい福祉の仕事を選んだきっかけですが、「これだ!」というものはないんです。

幼い頃、知的障がいのある叔母と一緒に過ごしたり、支援学級や障がいのある人々の世界を描いた本や漫画を読んでいたり……。気がつけば、日常で触れるものの中に、自然と障がい福祉がありました。

大学は社会福祉学科に進みました。社会福祉士の資格を取るつもりだったんですが、勉強を進めるうちに「私、人の話を聞くのがそんなに得意じゃないかも?」と気づいて(笑)。社会福祉士には向いていないと感じ、勉強に身が入らず……資格は取得できませんでした。

それでも障がいのある方たちと関われる仕事を探そうと、3〜4社の選考を受け、最終的に決めたのがオールケアだったんです。
支援員から理学療法士へ──自分らしくキャリアチェンジ

支援員から理学療法士へキャリアチェンジしたのは、「知識を深めれば、もっと利用者さんの力になれることがあるんじゃないか」という思いと、「私、このままでいいのかな?」というモヤモヤ感が重なっていた時でした。

ちょうどその頃、社内で看護師資格取得を支援するプロジェクトが立ち上がったんです。

「そういう道もあるんだ!」と新鮮に感じつつ、「私は看護師というタイプではないな」とも思っていました。

直接のきっかけになったのは、居宅部との交流会での何気ない会話でした。

あるスタッフに「松原さんは看護師にならへんの?」と聞かれ、「看護師は違うかなー」と答えると、「じゃあリハビリは?向いてると思うで!」。

その時、「あ、リハビリなら勉強したいな」と思えたんです。学生時代に親から「理学療法士をやったら?」と勧められたことも、ふと思い出しました。

仕事を続けたかったので、夜間クラスがある学校を探しました。その動きは内川社長にも伝わっていたようで、「行ったらいいやん!」と背中を押してくださったんですよ。
支えられながら続けた、仕事と学校の二重生活

学校が始まると、朝8時に出勤し夕方5時に退勤。ダッシュで駅に向かい、6時から夜10時まで授業──そんな毎日が2年続きました。忙しすぎて、当時の記憶があまりないんです(笑)。

最初は週5勤務を続けていましたが、半年で「ちょっと無理かも」と週4に。当時は28歳、無茶がきくギリギリの年齢だったのかもしれません。

そんな中、本当に支えられたのが先輩や同僚たちの存在でした。「食事の時間、ないやろ?」と用意してくれたおにぎりを授業前に食べたり、退勤が近づくと「もう5時やで、はよ行きや!」と声をかけてもらったり。本当に家族みたいですよね。

母も、勝手に専門学校への通学を決めた私のもとへ、毎月、食材を差し入れし続けてくれました。理解のある家族、そして理解のある会社だったから、頑張れたんだと思います。
お一人おひとり違う、最適なケアを現場でつかむ

オールケア旭では、私が初めての常駐リハビリ職。難しかったのは、利用者さんの生活の中に、どうやってリハビリを組み込んでいくかということでした。

生活介護や放デイの現場では、リハビリの時間が初めから組み込まれているわけではなく、排せつ、食事、入浴といった生活の基盤が最優先だからです。

さらに、地域の病院には、うちの利用者さんのような重度の障がいがある方はほとんどいらっしゃいません。だから、実習で学んだことをそのまま転用するのは難しいんです。

たとえば、ずっと立って、歩いて生活していた方が骨折などで動きを阻害されるケースと、先天性疾患などで骨が変形しまった方の体が硬くなるケースでは、リハビリのアプローチが全く違います。

骨格が違えば内臓の位置も違い、独特の変形に応じたアプローチが必要になる。「教科書通りの方法は、この利用者さんには通用しない」──そんな場面の連続です。学校で知識は学べますが、技術は、現場で積み重ねていくしかないんですよね。

寝屋川の理学療法士の先生のもとへ週1回、出向させてもらった時期もありました。先生の横について、利用者さんに触れさせてもらいながら、技術を学んでいく。本当に貴重な経験でした。
目指すのは、周りが声をかけやすい主任

主任になってからまだ日が浅いので、立場としての変化はそれほど実感していません。ただ、オールケア旭の先輩や上長は本当に好きですし、ここでなければ仕事を続けられなかったと思います。

誰の意見であれいったん受け止めて、一緒に考えてくれる。そんな風通しの良さは旭の大きな魅力です。だから私自身も、その空気感を壊さない上司でありたい。スタッフが「困った時は松原主任に聞いてみよう」と思ってくれる存在になるのが理想です。

挑戦したいのは、PT(理学療法士)・OT(作業療法士)・ST(言語聴覚士)が揃っている強みを活かして、それぞれの知識や技術を利用者さんに還元できる体制をつくること。

せっかくリハビリ系の全職種が揃い、外部からも経験豊かな先生に入っていただいている環境ですから、もっと体系的に関わり方を確立していきたい。

まだまだ挑戦の段階ですが、ここを整えていくことが、これからの自分のテーマかなと思っています。
仕事で大切にしていること:
「反省することから成長が望める」

オールケアの行動指針の中で、特にピンとくるのは「反省することから成長が望める」という一文です。施設内で起こったミスやヒヤッとした出来事は、自分が直接の当事者でなくても、気づけるようアンテナを張っていたいと思っています。ミスって、誰か一人が100%悪いということはあまりなくて、現場にいた自分にも何らかの関わりがあることがほとんど。だから常に当事者意識と、広い視野をもっていたいですね。
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