障害者生活支援センターともしび園 Tさん

サービス管理者 / 係長 Tさん

入社:2009年
所属:障害者生活支援センターともしび園


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「やっぱり、オールケア」。一度離れて気づいた、自分が本当にいたい場所 
仲間に支えられて踏ん張った新人時代

20歳から3年間、高齢者施設でホームヘルパーをしていました。結婚を機に退職し、次の仕事を探していた時に、ハローワークでオールケアの門真市障がい者福祉センター求人を見かけたんです。

「家から近くて通いやすいし、ヘルパー資格も持ってるし、受けてみようかな」。最初は、そんな軽い気持ちで飛び込みました。

当時は高齢者福祉と障がい者福祉の違いもわかっておらず、先輩の動きを必死に追いかける毎日。おろおろする私は先輩や上司に叱られることもたびたびでした。人手が必要な現場で戦力になれていなかったんです。

でも当時はそれも理解できず、「もう辞めようかな……」と落ち込んだことや、退勤後、泣きながら帰ったことも。

それでも続けてこられたのは、同時期に入った仲間たちが「一緒に頑張ろう」と励ましてくれたからです。周囲の人に支えられるありがたさを、あらためて教えてもらいましたね。
「あなたに任せるよ」という言葉が、自信に変わっていった

門真市障がい者福祉センターに勤務して4年ほど経った頃、「放課後等デイサービスの児発管(児童発達支援管理責任者)にならないか」と声をかけていただきました。

勤続年数に応じた打診だったかもしれませんが、「自分に声をかけてもらった」ということが、素直に嬉しかったんです。この一件で、「任せる」という言葉の重さをあらためて実感したように思います。

その後、北摂に引っ越して出産。育休を経て復帰する際は、谷口社長のはからいで、北摂のオールケア山田東に配属していただきました。

さらに半年後には、吹田市立総合福祉会館(総福)へ。そこもまた、谷口社長と鎌倉会長から声をかけていただいた異動でした。

総福では、前法人からの引き継ぎを2週間でこなしつつ、新しいスタッフを迎え入れる準備に追われました。「自分がやらなければ」という自覚がはっきりと芽生えたのは、その頃だと思います。

「自分はおまけみたいなもの」と決めつけていた入職当初の私とは、確かに何かが変わっていました。
一度離れたからこそ気づけた、「本当に大切なもの」

2024年、私はオールケアを退職しました。子どもが小学5年生になり、学童の年齢を超えてしまったことが理由です。

私はシングルで、子どもを一人にしてしまう時間がどんどん長くなっていく不安が積み重なっていました。「仕事を変えて、子どもと一緒にいる時間を増やそう」と、思い切って15年半勤めたオールケアを後にしました。

転職先は土日祝が休みの営業職。条件的には、子育てに向いた環境のはずでした。でも、働き始めてすぐに気づきました。なんとなく物足りない。心と体が落ち着かないんです。

お盆休みに、ボランティアとしてオールケアへ応援に行ってみて、すぐに「ああ、これだ」と思いました。

利用者さんのそばにいる時の感覚、誰かの役に立てていることが目に見えてわかる喜び。それが、私にとっての「やりがい」だったのだと、離れてみてはっきりと理解しました。

思い切って子どもに聞いてみました。「お母さんがまたオールケアに戻りたいって言ったら、どうする?」

「お母さんが思うようにすればいいよ」。子どもの一言が、背中を押してくれました。
言葉一つ・態度一つから人は変われる

復職してから、明らかに変わったことがあります。以前の私は、思ったことをすぐに口に出してしまうタイプでした。怒る時も、感情のままにワーッと言ってしまったり。

でも、一度外の世界を経験したことや、自分が年を重ねていく中で、「相手の気持ちをちゃんと聞かないと、何も変わらない」ということに、ハッと気づいたんです。

いくら自分が正しいと思っていても、相手に伝わらなければ意味がないんですよね。そこからは、怒りすぎた時には素直に「ごめんね」と言えるようになってきました。

谷口社長がずっとおっしゃってきた言葉があります。「自分が変わらなければ、相手も変わらない」。長い年月をかけて、その意味が少しずつ体に染み込んできた気がします。
与えられた場所で、一から明るくスタートする

これまでのキャリアを振り返ると、「すてっぷ」、山田東、総福と、なぜか新規オープンの事業所とご縁がありました。

新しい場所に行くたびに、「ここを明るい事業所にしたい!」と考えます。活気があって楽しくて、「ここ、いいな」と利用者さんにもスタッフにも思ってもらえる、そんな場所に。

一からの立ち上げは、人間関係も仕組みも、全部ゼロから作ります。不安がないわけではありませんが、それ以上に「次はどんな経験ができるんだろう」というワクワク感の方が大きかったですね。

身の上に起きるいいことも悪いことも、自分次第だと思っています。自分が発する言葉一つで、その場の空気が変わる。職員が楽しそうにしていると、利用者さんにも伝わる。逆もまた、しかりです。

私の自己肯定感は、決して高くありません。言葉遣いで叱られることもあるし、まだまだ成長中の自分がいます。

でも、だからこそ「もっとよくなりたい」という気持ちが続いているのかもしれない、とも思っています。

実際の私は気持ちが顔に出やすい、人間臭いタイプ。もし私がいつも明るく働いているように見えるなら、まわりのスタッフから良い影響をもらい続けているからです。

叱られてしょんぼりしていたスタッフが、利用者さまを前にした途端、サッと笑顔に変わる。そんな姿を見るたび「プロやなあ、かなわへんな」と感動し、自分も頑張ろうと思うんです。
「また、あそこに戻りたい」と思える場所をつくる

私は自己肯定感が低い方で、まだまだダメなところばかり。周囲から気づかせていただくこともたくさんあります。でも、だからこそ成長し続けたいと思えるのかもしれません。

ともしび園でまた一からのスタートを切りましたが、今の私が目指しているのは、「ともしび園で働くって、やっぱりいいな」「ともしび園を選んでよかった」と思ってもらえるような場所をつくること。

キャリアへのこだわりは、特にありません。与えられた場所で全力を尽くすことができて、利用者さんと楽しく過ごせて、職員と一緒に働けたら、それで十分なんです。

でも、もし何かに悩んでいる人がいるなら、一人で抱え込まず、まず誰かに相談してほしい。

この会社には、相談すればみんなが動いてくれる文化があります。それは私自身が、何度も救われてきたからこそ、自信を持って伝えられます。
仕事で大切にしていること:
約束を守ることから信頼は生まれる、だから努力を止めない

経営理念の中で、私が特に意識してきた言葉は「私は常に努力し、約束を守ります」。朝礼で読み上げる時も特に力が入ります。信頼は、約束を守ることから生まれます。ご家族やスタッフなど、大切な人たちに「前にも言ったんですけど」と言わせないために、即判断して答えを返す。答えが出せない時は、「いつまでに確認します」と具体的に伝える。徹底できているかといえばまだ不十分ですが、意識し続けることはやめたくないですね。
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