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【オールケアホープ】利用者さまへの支援の質を高める事例報告を行いました

2026-06-10
「どうすれば、もっと良い支援ができるだろう?」——現場のスタッフが日々の支援を振り返り、課題を共有し、チームで解決策を考える。そうした積み重ねが、より利用者さまのお役に立てることと信じて、私たちオールケア・グループは定期的に事例検討を行っています。今回は、株式会社オールケアホープ(居宅サービス)で行われた、その取り組みの一端をご紹介します。

<はじめに>
今回の事例検討では、重症心身障がいを伴うAさまの生活支援と、Bさまの立位介助の標準化という2つのテーマが取り上げられました。
どちらも「現状でよし」とせず、利用者さまの可能性を広げるために何ができるか、1年という時間をかけて真剣に考えた、現場スタッフ発の取り組みです。
検討会には、同じく紹介される利用者さまのケアに関わるオールケア寝屋川・酒井次長、後藤主任も参加しました。

Aさまの取り組み——発表者:岡本さん
常時呼吸器を装着しながら生活されているAさま。医療的ケアが欠かせない環境の中でも、「もっと外に出てほしい」「お風呂を楽しんでいただきたい」「お母さまの負担を減らしたい」という思いを、スタッフが丁寧に形にしてきました。

散歩や通所の機会を増やすため、スタッフが「介護職員等喀痰吸引等研修 3号研修」を受講し、必要な専門知識を習得。さらに移動支援の申請も相談支援員と連携して完了させました。
成長につれ、Aさまの体に合わなくなっていたバギーも、補助金の申請を粘り強くサポートし、新しいものの製作へとつなげています。

入浴については、Aさまの生活介護を行っている「オールケア寝屋川 ひまわり」見学や自宅浴室の環境確認を重ね、呼吸器の設置方法までご家族と一緒に確かめました。「できない理由」を並べるのではなく、「どうすればできるか」を一つひとつ検討する姿勢が、シャワー浴からの段階的な再開という具体的な道筋を生み出しています。

また、支援の手順がお母さまだけに集中していた状況を改善するため、準備から片付けまでの手順書を作成しました。ご家族の負担を軽くすることも、支援の大切な役割だと考えているからです。

発表の最後に、岡本さんは「この事例を通して、お役に立ちたいという自分の思いが形になっていく嬉しさを実感しました。そして、オールケアホープで働けて、利用者さまとご家族のお役に立てていることに、あらためて感謝しました」とまとめました。

Bさまの取り組み——発表者:山田さん
Bさまの支援で課題となっていたのは、介助者によって立位や歩行の方法がばらつき、ご本人に不安や負担を与えてしまっていたことでした。この状況を「仕方がない」と諦めず、チーム全体で立位・歩行方法の標準化に取り組んだのが、今回の発表です。

理学療法士の指導のもとで正しい介助姿勢を学び直し、その内容を動画にまとめて全スタッフで共有。「知っている人だけがやる」ではなく、「チーム全員が同じ質で支援できる」ことを目指しました。

さらに訪問リハビリを在宅に導入し、日常の中で立位や歩行の練習が継続できる環境を整えました。外部の医療機関と連携し、歩行支援装置を活用した訓練も進めており、車椅子とベッドの間での数歩の移動という現実的な目標に向けて、着実に歩みを進めています。

事例報告は、「歩くことに対するBさんの意識がすごいことに、あらためて気づかせてもらいました。何かを意識することってすごく大事だなと思ったので、Bさんはもちろん、どの利用者さまにも『意識してもらう』ことを、みんなでやっていきたいです」という山田さんの言葉で締めくくられました。
これからも全体の支援を通し、Bさまが安心して体を預けられる信頼関係を築くことを何より大切にしながら、チーム一丸で取り組んでいます。

事例報告を終えて
報告後、オールケアホープ・武田社長からコメントがありました。
「どちらも本当に素晴らしい取り組みでした。目標をしっかり定め、PT(理学療法士)の先生など外部の専門家とも連携しながら、確実に行動に移せていたことが印象的です。専門的な知識とポイントを知っているかどうかで支援の質は大きく変わります。
岡本さん、山田さん、課題に真正面から取り組んでくれて、本当にありがとう。今後は利用者さまとご家族のために、自分たちの学びを社内にとどめず、他の事業者さんにも広く伝えていきたいと思っています」

おわりに——連携と誠実さこそ支援の基礎になる
今回の2つの事例に共通しているのは、1つの事業所や1人のスタッフで抱え込まず、医療・介護・リハビリ・相談支援・ご家族がつながり合いながら前進しているという点です。その根底には、「今の支援をもっとよくしたい」というスタッフ一人ひとりの誠実な姿勢があります。

オールケア・グループならびにオールケアホープは、こうした取り組みをこれからも続けながら、利用者さまとご家族が安心して頼れる存在であり続けます。
白石次長の挨拶でスタート!
岡本さんの発表
山田さんの発表
オールケア寝屋川から酒井次長と後藤主任も参加
最後にオールケアホープ・武田社長がコメント
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